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茶道に学ぶマナーとは?

 2015/07/01 作法・マナー
この記事は約 4 分で読めます。 873 Views
抹茶

茶道に学ぶマナーとは?茶道で学ぶことはお茶の飲み方だけではありません。
客をもてなす為の心得、そして、その心得を体現した
素晴らしいマナーを学ぶことができるのです。
千利休が定めた基本心得「利休七則」に従って
茶道で重視しているマナーをご紹介しましょう!

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1.茶は服のよきように点て

抹茶

飲んだ人にとって丁度良い加減のお茶を点てなさいという意味です。
その為には自分のペースで点てるのではなく、
相手の状況を見て、配慮しなければなりません。
茶道では、お客様を主体に考えることがマナーなのです。

 

2.炭は湯の沸くように置き

つまみで調節できるガスや電気のコンロと異なり、
炭の火加減は、本当に難しいものです。
炭に点火せずにお湯が沸かない・・といった事もありますし、
勢いよく火が点いたけれど、燃え尽きて湯が冷めた・・
という事態も発生します。

キレイに炭出前をしただけではだめで、火加減と炭の配置を
考えながら炭をおかなくては成功しません。

形式でなく、いかに本来の目的を達成するか考えて行動することが
茶道のマナーです。

 

3.花は野にあるように

野原

最近は、茎に針金を通したりテープを巻いて、自在に花の形を変え、
オブジェのように飾るフラワーアレンジもあります。

茶道では、その花が咲いていた状態を感じさせるように
生けることが基本です。
茶道では、「余計な装飾はせずに、シンプルに美しく・・・」
あることが求められます。

 

4.夏は涼しく冬暖かく

冷暖房システムがある現代では、夏涼しく冬暖かいように
温度調整を図るは当然のことですね。

加えて、夏は、より涼しく見えるようにガラス素材の道具を、
冬ならば、お茶が冷めないように筒茶碗を使うなど、
見た目の涼しさ、暖かさも意識しましょう。
五感に季節感を訴える演出をするのが茶道のマナーなのです。

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5.刻限は早目に

遅刻して相手を待たせてしまった・・というのは、
茶会に限らず、どんなシーンでも避けなければなりません。
時間厳守は、社会人生活において、当然のマナーですね。

そう思っていても、慣れない和服の着付けに手間取ったり、
道具や料理の準備に思わぬ時間がかかり、
直前にドタバタ慌ててしまう・・と言う経験は、
誰でも一度はあるのではないでしょうか。

心に余裕とゆとりをもって行動することが
マナーなのです。

6.降らずとも傘の用意

kasa

自分の為に傘を用意するということではなく、
いらしてくださったお客様の為の傘を用意しておきましょう
という意味です。

昔は折り畳みの傘も天気予報もないので、
お客様が傘を持ち歩くといったことはありません。
急な雨の時に、そのままお客さまを帰すわけには
いきませんね。
亭主は、不測の事態まで考えて、念には念を入れた準備
することが、茶道で求められるマナーです。

7.相客に心せよ

我先にいい席を取ろうとして割り込んだり、
お道具を独占して拝見して、周囲にはお構いなし・・
という方に会うと、茶道を共に学ぶものとして
本当にガッカリした気分になりますね。

おもてなしの関係は亭主と客の間だけはないはず。
「良かったね」と言える素晴らしい茶会にするには、
その場にいる人全員で心を合わせて、
雰囲気を作りあげなければなりませんよね。

客同士、お互いに気遣い、思いよりをもつこと、
見失ってはならない、茶人が心掛けるべきマナーなのです。

 

茶道のマナーは普遍的

利休の時代から400年あまりの長い時間がたっているわけですが、
七即で述べられた心得は、現代社会でも十分通用するものだと
感じています。

茶道で求められるマナーは、時代を超えた普遍的なものと
言っても過言ではないでしょう。

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ライター紹介 ライター一覧

蒲生 はな

蒲生 はな

骨董マニアの父の影響で茶道を習い始めて10年以上お稽古を続けています。
しっかり父の趣味は受け継いで、お道具を鑑賞するのが大好き。
貴重な茶の湯の道具を追いかけて、日本全国の美術館・博物館に出かけています。
バラバラとした知識を系統立てようと、通信制の芸術大学で「和の伝統文化」を学んでいます。

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