日本の伝統武道である相撲。日本人にとっては
テレビ中継などで見るおなじみの武道である一方、
真剣勝負が行われる神聖な競技
というイメージもあるかと思います。
一方でアメリカで大人気なのが、相撲のアニメ！
主人公の相撲レスラーたちが、悪役たちをお尻で攻撃する
というなんとも奇想天外なストーリーが注目を集めています。
このように海外では少し違った印象で捉えられている相撲
ですが、一体相撲の何が彼らをひきつけるのでしょうか？
今回は海外や日本の相撲アニメを筆頭に、
海外の相撲人気事情について紹介します。
『世界まる見え』で話題！アメリカの相撲アニメの動画を紹介！
アメリカで人気だったという相撲アニメ
「スーパー・ドゥーパー・スモウ」は、主人公の3人の力士たちが、
悪役をお尻攻撃で撃退していく奇抜なストーリー。
15年ほど前のアニメですが、
日本では世界まる見えで紹介されて以降、
動画サイトなので話題になっています。
スーパー・ドゥーパー・スモズは、実際の相撲力士の日常
を描いたものではなく、あくまでも
ヒーロー物のファンタジーといった内容。
このように海外では実際と異なる捉えられ方
もされている相撲ですが、相撲文化は
海外にどのように広まっているのでしょうか？
世界大会も開催される海外の相撲事情とは？
参照：http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/a0/74fdd6204093a7832f71a6e0bd9bbd59.jpg
実は海外でも相撲の試合は開催されていて、その人気は
世界相撲選手権と呼ばれる世界大会が開催されるほど。
この大会では日本の大相撲では御法度とされている女子
の参加も認められ、毎年多くの人が
それぞれの技を競い合う一大イベントです。
日本人以外の優勝者が出るなど、年々海外勢の
相撲レベルも向上しています。
相撲に真剣に取り組む海外の力士がいることは、
日本人にとっても嬉しい事実ですね。
日本にもある相撲アニメ『暴れん坊力士！！松太郎』声は松平健
参照：https://image-akiba-souken.ssl.k-img.com/assets/images/article/000/638/638080.jpg
先ほどアメリカの相撲アニメについて紹介しましたが、
日本にも有名な相撲アニメがあるんです！
『暴れん坊力士！！松太郎』は2014年4月から9月まで
テレビ朝日系列で日曜朝に放送されていたアニメで、
主人公の松太郎が一人前の力士に
なるまでのストーリーが描かれています。
相撲部屋の日常などを切り取ったリアルな描写に加え、
主人公の声優が暴れん坊将軍で有名な
松平健ということでも注目を集めました。
参照：http://haydenpanettiere.info/wp-content/uploads/2014/04/tt411nfd.gif
一方で1992年にテレビ東京で放映されていた
「見ると強くなる 痛快!横綱アニメ ああ播磨灘」は、
主人公が最初から横綱という斬新なストーリーの相撲アニメ。
こちらは負けることが許されない横綱の苦悩と、
それに挑む敵役たちの人間ドラマが
事細かに描かれた作品として人気を博しました。
このように日本の相撲アニメはアメリカに比べ、
リアルな相撲を描いている点が特徴です。
それぞれの国の相撲アニメを
比較してみるのも面白そうですね。
子供から大人まで、海外でも親しまれる日本文化の魅力とは？
日本の武道として
広く認知されるようになった相撲ですが、
ここまで海外人気を得ることができた理由は
どこにあるのでしょうか？
おそらくそれは相撲が海外のスポーツに比べて、
あまりにも”異なる存在”であったから
ではないでしょうか。
みなさんも海外でその土地の民族衣装をまとって
踊っている人などを見て、漠然と
「かっこいいなあ」と思った経験があるでしょう。
それは日本にいては
なかなか見ることができない異文化体験
であることが理由です。
逆の立場で考えてみましょう。
自国ではほぼ裸の男たちが組み合い闘うことなどない
という人たちが相撲を見たら、
同じようにかっこいいと思うのではないでしょうか？
相撲は日本で独自に発展した文化であるからこそ、
海外の人たちの人気があるのでしょう。
まとめ
いかがだっったでしょうか？
海外では、アメリカの相撲アニメのように
実情とは異なる捉えかたもされている相撲ですが、
世界大会も開催されるほど
浸透している日本文化なのですね。
日本にも相撲アニメがある
というのも意外でしたね。
また日本の相撲アニメは
リアルな相撲を描いているという特徴がありました。
相撲は日本独自の文化であるからこそ、
海外の人気も高いのではないでしょうか。
今後もっと海外の相撲人気が
高まっていくといいですね！
