歌舞伎の名台詞をご紹介!これで貴方も歌舞伎通?!

歌舞伎で、ここぞ!というシーンで、
調子よく出てくる名台詞。

観客も良くわかっていて、
「待ってました!」
という大向こうの掛け声が
かかることもありますね。

そんな歌舞伎の名台詞を知っていれば
観劇の楽しみが増すことは間違いありません。

名台詞が出てくる演目のあらすじや
名台詞が発せられるシーンなど
ご紹介していきます。

これで、あなたも歌舞伎通への
第一歩を踏み出せますよ。

歌舞伎の名台詞!演目を見たことがないのに知ってた!


出典:http://tecstaff.blog.so-net.ne.jp/

歌舞伎を観たことことがないという人も
「あれ?聴いたことある!」
というのが歌舞伎の名台詞。

400年にわたって人気を誇る歌舞伎ですから
流行語となって
現代まで伝わった台詞が数多くあるのです。

歌舞伎の名台詞!意味と演目を一覧にしてご紹介!

その台詞!知ってる!!
という名台詞を5つ選んでみました。

どんな話のどんなシーンで
発せられる言葉か解かれば、
観劇した時の楽しみになります。

また、意味がわかれば普段の会話のなかに
折り込むこともできますね。

知らざぁ言って聞かせやしょう


出典:http://ameblo.jp/edo-hauta/

この台詞は、誰もが一度は
耳にしたことがあるのではないでしょうか?

河竹黙阿弥作青砥稿花紅彩画』
使われる台詞です。

「白浪五人男」あるいは「弁天小僧」
と言った方がご存知かもしれませんね。

この台詞は、武家のお嬢さんに
変装していた弁天小僧が
男だと正体を見破られたシーンの台詞。

着物をはだけて、男としての正体を露見し、
キセルをクルクル回しながら、
「知らないなら教えてやるぜ。
俺は有名な盗賊弁天小僧だ!」
とばかりに、自分の生まれ育ちを語り出します。

黙阿弥ならではの、
七五調のリズムにのった台詞
耳に心地よく響きますね。

 

絶景かな、絶景かな

『楼門五三桐』で大泥棒の
石川五右衛門が発する台詞です。

幕が開くと、一面の桜を背景に
豪華に装飾された門が現れ
石川五右衛門が腰かけています。

この門は、京都の南禅寺の山門という設定で
ここからの景色の素晴らしさ
五右衛門が褒め称える台詞です。

この後、捕り手と立ち回りがあり、
門がぐっとせり上がると
真柴久吉(豊臣秀吉)が下から現れます。

五右衛門が手裏剣を投げると
久吉は柄杓で受け止めて幕となります。

本来は、長いお話なのですが、
今は、この短いシーンだけが
上演されることが多いようです。

今でも、南禅寺の山門に登れば、
京都を見渡す素晴らしい景色が楽しめます。

「絶景かな、絶景かな」と
思わず口から出てきますよ。

 

こいつぁ春から縁起がいゝわえ


出典:http://www.magictrain.biz/wp/

『三人吉三』で女装の盗賊のお嬢吉三
遊女を川に落として、
100両の金を奪った後にいう台詞です。

『三人吉三』とは、
お嬢吉三の他に、
落ちぶれた武士のお坊吉三
僧侶なのに悪事を働く和尚吉三
吉三という名の3人の盗賊が登場します。

こちらも、弁天小僧と同様に
河竹黙阿弥の作品。

最後は三人とも自滅。

凄惨なシーンもあるのですが
七五調の耳に心地よい台詞
随所に散りばめられているので、
暗さを感じさせません。

せまじきものは宮仕え

『菅原伝授手習鑑』
「寺子屋」の場面で発せられる台詞です。

陰謀により左遷された菅原道真の子息
菅秀才を匿っている武部源蔵。
そのことが露見してしまい、
秀才の首を差し出せと迫られます。

追い詰められた源蔵は、
自分の寺子屋に今日入学した男の子を
身替わりに討って首を差し出すことを決心し、
妻に告白するシーンで述べる台詞です。

「宮仕えなどするものではない・・」
という嘆きが
会社勤めでストレスを抱える現代人の心を
打つのでしょうか。
よく耳にする台詞ですね。

この台詞の後、
源蔵は子供の首を役人に差し出します。

ところが、実は、その子は、
「この首は菅秀才の首」
と確認をした松王丸の子供
松王丸が秀才の身替りに送り込んだことが
判明する・・という劇的な展開が、
この後に待ち受けています。

 

お若えの お待ちなせえなし


出典:http://blogs.yahoo.co.jp/pokochino6324

『御存知鈴ヶ森』 で、幡随院長兵衛
見事な立ち回りを見せる美少年白井権八
駕籠の中から声をかける台詞です。

故郷で殺人を犯し、お尋ね者になった権八は
賞金を手に入れようとした
大勢の雲助(浮浪者)に取り囲まれますが、
鮮やかに切り伏せます。

そこに通りかかった、
江戸の侠客の親分幡随院長兵衛
駕籠を停めて、
その見事な姿に見惚れて声をかけるのです。

この後、権八は
「雉も鳴かずば討たれまいに、
益なき殺生致しました」
と長兵衛に返します。
この台詞も名台詞として
よく知られています。

さて、この他にも数えきれないほどの歌舞伎の
名台詞が今に伝えられています。

こういう台詞を知れば知るほど、
歌舞伎の面白さがわかってきて、
ますます歌舞伎にはまっていきますよ。

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