こんにちわ♪
突然ですが、着物を着るときのメイク、あなたはどんな風にしていますか?
普段とは違って、メイクも着物に合わせたほうがより素敵ですよ♪
どんなメイクがいいの?という疑問が生まれますよね。
いろんなパターンを見てみましょう。
顔だけ浮いちゃいます(笑)
いいえ!お化粧が薄いと着物に着られちゃいます。
うーん
いったいどれが正解なのでしょうか?
そんな悩みに、今回はメイクおたくのサイカミホがお答えします!
シーンに合わせてメイクの濃さや色を変えるの、好きなんですよね~。
なんといっても、私が昨年メイク用品に掛けた金額の合計は…
ああぁ、人様には言えないほど使っちゃってます…旦那には秘密です…
ではこっそりと、イヤイヤ…
しっかりと詳しく着物にピッタリなメイクをご紹介していきます。
年代別でポイントを紹介!着物メイクのコツ
女性を悩ませる着物のメイクのコツ、
それは、普段より少し“のっぺり”としたお化粧を心がけることなんです!
がっつりメイクが好きな方は…
「もっとノーズシャドウを入れたい!!」とか
ナチュラルメイクが好きな方は…
「眉毛濃いのヤダぁ(泣)」
なんて思われるかもしれませんが、
着物を着てみれば、あら不思議!この、のっぺり濃い目のメイクが合うのです。
基本の手順はこんな感じです。
【ベースメイク】
ポイントは、立体感を抑えしっかりとしたベースメイクを作りこむこと。
”のっぺり”した日本人顔になるように仕上げるため、パウダーよりリキッドがおすすめ。
着物に着替える前に首や襟足、耳や耳元にも塗っておきましょう。
【アイメイク】
パッチリした感じではなく、切れ長の目元づくりを心がけます。
そうすると、キリッとした美しい和美人になれます。
アイシャドウは着物の色合いをポイントで入れると、よりいい感じに。
マスカラはロングタイプを使い、コームでとかして美しく仕上げます。
目を伏せたとき、フサッとすだれのようになっているのが理想です。
つけまつげが欲しい方は、目じりに少し足すワンポイントタイプを使いましょう。
【眉】
眉尻はちょい太めのまま、フェードアウトする感じ。
長く書くと洋風になるので、短めに書くのがポイントです。
眉頭をしっかり書き、あまり角度をつけずややストレートにします。
濃い目のブラウンで書き、着物に負けてしまわないようにシッカリと仕上げましょう♪
【チーク】
やさしくほんのりとチークを入れます。
あくまでも、アイメイクやリップを引き立たせる程度でかまいません。
こめかみから頬骨の高い位置にかけてUの文字を繰り返し描くように入れます。
濃いピンクをガツッと入れたりするようなチークは避けましょう
【口紅】
色鮮やかなハッキリめの色が着物によく似合います。
ラメやグロスでテカテカした感じより、マットな質感が上品です。
ではさっそく、この基本を応用して年代に合わせたメイクにチャレンジしてみましょう!
10代の着物のメイクのコツ
10代の着物のメイクは、あまりコテコテとしたメイクに凝らず
基本をサラッと押さえて、少し赤みの効いたリップを使いましょう。
あどけなさがが少し抜けて、大人っぽい印象になります。
20代の着物のメイクのコツ
20代の着物のメイクは、こちらも基本をしっかりと抑えた上で
少し物足りないようなら、アイラインを工夫しましょう。
目力が増し、可愛さと大人っぽさのバランスが取れます。
跳ね上げるようなキャットラインより、自然と流れる書き方が良いでしょう。
30代の着物のメイクのコツ
30代のメイクは、少し洗練されたこなれ感のメイクを心がけたいもの。
基本だけじゃ物足りないけど、濃くするのはちょっと…という方には
着物のカラーをひとつとって、アイシャドウに取り入れるのがおすすめです。
お化粧崩れしていないか、マメにチェックしてくださいね。
40代の着物のメイクのコツ
40代になると、落ち着きのあるシックな着物を着る機会が増えます。
その際のポイントとしては、着物の雰囲気に合わせたトーンの口紅やチークを選ぶことです。
あまり鮮やかな色の口紅をつけると、当然浮いてしまいますね。
また、メークアップアーティスト藤原美智子さんによると
40代はアイラインを引かないと顔の印象が薄くなるそうです。
すごくタメになる動画なので見てみてくださいね▼
50代の着物のメイクのコツ
50代の着物のメイクのポイントは、若々しく見せること。
パール間のあるアイシャドウは、しわを目立たせてしまうので
パープル・ローズ・ブラウン系のマットなものを使用しましょう。
チップで付けるより、ブラシでほんのりと付ける方が自然です。
チークはオレンジやブラウン系などがおすすめ。
口紅と着物のバランスはどう取る?
難しいのが口紅と着物のバランス。
ひとつひとつ丁寧に仕上げるのがポイントです。
【色】
着物にはナチュラルなベージュ系の口紅はあまり使いません。
王道の色は、赤です。
くっきり赤リップは大人な雰囲気ですが、
ほんわか赤リップなら可愛らしい印象になります。
着物の色味に合わせましょう。
【手順】
1.コンシーラーやファンデなどで唇の色を消す
2.ペンシルライナーで輪郭をしっかり取る
3.口紅を塗って、ティッシュオフを2,3回繰り返す
4.リップバームなどで唇の表面を保護して出来上がり
POINT!
赤いリップが歯につくのが気になる方は、人差し指を根元までくわえて
そのままの形でゆっくり引き抜いてください。
パリコレでも使われている方法なのでぜひ試してくださいね。
赤い着物に合うメイクは?
鮮やかな色で存在感バツグンの赤い着物に似合うメイク。
着物の色がハッキリしているので、濃い~シャドウと真っ赤な口紅では
濃くなりすぎてしまいますので赤と相性の良い色をふんわりと使いましょう
【アイシャドウ】
紫、ダークベージュ、ナチュラルアイシャドー(ベージュをぼかす)など
【チーク】
オレンジ、コーラルピンク、サンドベージュなど
【口紅】
オレンジ、ほんのり赤、ピンク(白っぽくないもの)
まとめ
いかがでしたか?
着物のメイクのコツは、年代によって様々なんです。
今回ご紹介した内容は、より魅力的に見せるというに加え
年齢的なものをカバーすることも含まれています。一石二鳥ですね♪
着物とバッチリ合うメイクを身に付けて、
素敵なお出かけを楽しんできてくださいね♪
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