習い事をしている社会人は、どんなことに時間とお金をかけているのでしょうか?
みなさんは今何か習い事をしていますか?
以前に何か習っていましたか?
一口に社会人と言っても、勤め人から、主婦(夫)、高齢の人までさまざまです。
独身か既婚者かでも習い事にかける費用はまちまちでしょう。
ここでは社会人を学生以外の成人という位置づけにして
習い事の中身を見ていきたいと思います。
社会人のひと月あたりの習い事の費用は?
女性の習い事で人気なのは、スポーツクラブ、料理、ヨガ、英会話、書道、
そして茶道!
他にもたくさんありますが、
平均して月に4000円から10000円の月謝で
習っている人が多いようです。
20代から30代にはフラダンス、エアロビクスなども人気です。
男性に人気のあるのはスポーツクラブ、ゴルフ、英会話、
音楽そして武道・格闘技なんです。
女性と同様、平均4000円から10000円ほどの月謝、
武道の場合だと若干価格にばらつきがあります。
20代から30代では、ビジネスでも使うパソコンや資格系の講座なども人気です。
ひと月あたりの月謝をよく見ると、カルチャースクールや文化センターなどで
比較的安く、いくつも習い事を同時にやっている人もいるので、
ひと月5000円以内に収める人もいる一方で、
20000円以上かけている人もいます。
時間をかけて長く続けられる習い事「茶道・武道」
年齢を重ねるにつれ、若い時と同じように時間と費用を習い事に費やす生活は
少しずつ変化していくでしょう。
その中でも、一度は辞めていたけれどもう一度やってみたい、
あるいは、ずっとやってみたかったけど、やっとできるようになった、
という習い事が「道」のつく習い事なのです。
ですから茶道も武道も、わりと長く続ける人が多いのです。
数か月、あるいは1年ほど習う経験型の習い事と、
何年も、人によっては生涯を通して習い続ける体得型の習い事の違い、
とでも言えましょうか。
長い期間を通し、自分の肥やしとなるような習い事として、
茶道と武道は男女共に根強い人気があるのです。
すぐには出ない結果や成果、やればやるほど魅了される奥行きの深さ。
他の習いごとに比べてやっている人数は少ないものの、
経験年数から言えば、何十年と続けている人が多いのもこれらの習い事の
特徴だと言えます。
書道、華道なども同様に時間をかけて体得する習い事ですね。
習い事は時間とお金がないとできないのでしょうか?
自分のためにかけるお金と時間がいつもあるとはかぎりませんよね。
最近では早朝からやっているさまざまな習い事教室も増えてきました。
朝1番に自分の好きなことやスキルアップのための時間をあえて持ち、
それから仕事へ行く、いわゆる朝活ですね。
先にあげたような習い事も、早朝よりやっている所がたくさんありますし、
武道では朝稽古というものを行っています。
茶道では朝の茶事というものもあるのです。
では費用の問題は?
現代の社会人、みなさん工夫しながら習い事をしてますよ。
茶道で言えば、地元の区や市でやっているカルチャースクールを利用したりして
1年に12回ほどのシリーズの講座を受けて費用を安くしながら続けている人もいます。
武道は道場にもよりますが、小学校などの体育館を使っての稽古が多く、
月謝はわりと抑えめだと思います。
中には、どうしても習い事を続けたいから仕事を頑張っているという人もいます。
子どものころに多くは親に‘やらされていた’習い事と違い、
社会人になってからの習い事は、
多くの場合自らが選び、本当に自分のためになるものであるでしょう。
それだけに習い事にかける思いも強いかもしれません。
私は一番忙しく、精神的にも体力的にもハードだった時に茶道に出会い、
茶道を習っている時間だけが唯一のわずかながらの自分の時間でした。
多忙な時にこそあえて自分を違う場所に置き、心を静め自分と向き合う、
そんなことを可能にしてくれた茶道。
社会人の習い事は、思った以上に人生にも影響を与えるものなのかもしれません。
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