大人の女性のたしなみとして
喪服って一式揃えておいたほうが良い?
でも一式なんて揃えたらなんだか高そうだし
どうしたら良い?
そんなお悩みにお答えします!
着物の相場はどれくらい?女性の喪服一式の価格とは!
一式揃えるとどのくらいの価格なのか気になりますよね。
ここでは、種類別に価格をお教えします!!
着物本体の価格相場
季節による種類
こちらは基本的には
普通の着物と同様に
10月〜5月 袷(あわせ)
6月、9月 単衣(ひとえ)
7月、8月 絽(ろ)
の3種類があるかと思います。
喪服として着られている
真っ黒で五つ紋の入っている
お着物ですが
小物を派手にすれば
他のおめでたい席でも使えます。
なので、もし他の席でも
使いたいという場合は
一番長い季節に着ることのできる
袷のものを購入するといいでしょう。
夏冬兼用のものも
最近はあるようですが
普通に誂えるものは上記の
三種類となります。
生地の種類
一番フォーマルなのが
縮緬(ちりめん)です。
ですが、今は
洗える着物などもあり
安価なものも沢山あるよう
なので、
ご自身のご予算にあったものを
選んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、
反物から仕立ててもらう場合
正絹ちりめんですと
おおよそ30万円〜50万円くらいだそうです。
もちろんこれより安価なもので
フルオーダーできるものも
沢山あります!
帯・長襦袢の価格相場
帯は、夏の絽のもの
冬のもの
そしてリバーシブルタイプの
夏冬兼用のものもあります!
喪服用の帯は
他ではあまり使用できない
ものなので、
リバーシブルタイプのものが
1つあれば便利かと思います!
良い生地のものから
安価なものまでピンキリですが
5万円以上のものであれば
しっかりとしたものが買える
かと思います。
また長襦袢ですが、
こちらは白で柄がないものであれば
「喪服用」ではなくても
使用ができます。
お仕立ての場合ですと5万円以上
してしまいますが、
仕立てあがったものですと
だいたい3万円以下で
購入できるようです。
ちなみに!!!
長襦袢を購入する際には
着物の袖の丈と合った長さのもの
をきちんと選ばないとダメですよ!
これは普通の着物と同様ですが、
長襦袢の袖が長いと
ピロ〜っと着物からはみ出して
しまいますし、
短すぎても外からバレバレで
ちょっと恥ずかしいです。
購入する際は
覚えておいてくださいね!
その他の小物の価格相場
こちらは小物セットなど
セット売りも沢山されているようです。
特別に必要なものは
・黒い帯揚げ
・黒い帯締め
・黒い草履
といったところでしょうか。
こちらは2万円前後で全て
買い揃えることができるでしょう。
あとは普段お着物を着る為の
ひもやまくら、そして下着が必要です。
こちらは普段の着物と同様のもので
大丈夫です。
またバッグは洋装の喪服の際に
使っているものでOKですので
敢えて揃える必要はありません。
女性が喪服を仕立てるタイミングはいつ?
一般的には、婚礼の嫁入り道具として
仕立てることになっていますが
現代ではあまり見かけなく
なってきました。
というのも、現代では
近親者のご葬儀の時でも
着物じゃなく洋服で参列される
ことも多く、着る機会が
あまりないという方が多いんです。
そしてレンタルシステムも
充実しており、
ご自分の家紋が入った喪服を
安価にレンタルすることが
可能になってきました。
季節ごとに袷、単衣、絽と
揃えるのはかなりの負担ですし
そもそも一生のうちに何回着るか
という感じなので、
今ではレンタルの需要のほうが
増えているそうです。
ですが、やはりご自分のものを
揃えたい!という場合は
早めに仕立てに入って損はないでしょう。
婚礼のタイミングでなくとも
お子さんが産まれてからや
少し余裕ができてから等でも
良いかと思います。
今は中古のものでも
良いものが増えていますし
セットで安く販売されているものも
あります。
ただネットで買うと実物が見れない
ということもありますので、
デパートなどで行われている
礼服の催事などの時に
足を運んでみて
現物を見てみてはいかがでしょうか?
呉服屋さんに行くのは気が引ける…
という方もデパートの催事でしたら
少し気軽に行けるのではないかと思います。
是非ご自身に合った喪服を
見つけてみてくださいね!!