帯って色んな形があり、
たたみ方も様々ですよね。
でも覚えてしまえば簡単に
たたむ事ができちゃいますよ!
今回は色々な種類の帯の
たたみ方について解説します!
帯のたたみ方!種類別で解説
振袖や訪問着で使用!袋帯の場合
一番フォーマルな帯である袋帯。
こちらのたたみ方は割と簡単です。
1)まず折り目のない状態に広げます
2)模様を外側にして二つ折りにします
3)さらにそれを三等分に折りたたみます
これで完成!
尚、折り目の部分に真綿を挟むように
するとよりしわができにくくて
オススメです!
出典:inuiyouko.web.fc2.com/sirotae/j02/kimono17.html
浴衣で使う半幅帯や角帯、兵児帯の場合
こちらも袋帯と基本的には一緒です。
半分に折ってまた三等分〜といった
感じでたためばOKです!
半幅の場合、風呂敷などにしまうなど
スペースを削減したい場合には
もっと細か目に折ってしまっても
大丈夫ですよ!
幅広い使用用途!名古屋帯の場合
こちらが帯の中で
一番ややこしい結び方ではないでしょうか。
詳しく解説していきましょう!
出典:inuiyouko.web.fc2.com/sirotae/j02/kimono17.html
1)お太鼓部分(太い部分)の裏側を出し
細い部分が左側に来るように置きます。
2)お太鼓の始まりの部分が三角に
なると思うので、その三角が左端に
なるようにします。
3)細い部分を、右端(お太鼓部分)に
持っていきます
4)お太鼓部分の端で、折り返し地点!
ここで先ほどと同じような三角形を作り
細い部分を折り返します。
5)左側の三角だけが飛び出している
ような形になっていると思うので、
その三角を内側に折ります。
6)全体を半分に折ります。
7)完成!
文章だけで解説するのは
なかなかの至難の技です。
ということで、
わかりやすく解説してある
動画を載せます!
参考にしてみてくださいね!
五角形のたたみ方とは?
よく旅館などで浴衣の帯が
五角形にたたまれているのを
見たことはありませんか?
このたたみ方ですが、
普通の帯には必要がありません!
旅館の浴衣帯など細くて
やわらかいものの場合のみ
使用するものです。
ですので一般的な帯には
使われないたたみ方です。
ですが腰紐の場合は
この五角形たたみをします。
そうすると腰紐がしわしわ
ぐちゃぐちゃ…という
ことがなくなります。
腰紐のたたみ方は
詳しくこちらの記事で
解説していますので
是非ごらんになってみて
くださいね!
帯の正しいしまい方を紹介!
基本的には買った時に入っていた
「たとう紙」の中に
しまうようにしましょう。
また、できれば着物と同様
風通しの良い木のタンス
などにしまうほうがより
良いかと思います。
そしてずーーーっと
1年中そのタンスを開けない
なんてことがないように!
3ヶ月に1回くらいは
タンスを開けて、
全体に風を通すように
してくださいね。
袋帯、名古屋帯
そして半幅帯など
それぞれの種類に合った
帯のたたみ方をマスターして
次に着る時に気持ち良く着られる
ようにしましょう!