歌舞伎の公演は長いと聞いたけど、
どのくらいかかるのかしら?
食事の時間などあるのかしら?
初めて歌舞伎観劇に出かける方は
気になるところですね。
実際、歌舞伎の公演時間は、
他のお芝居の公演より長いのですが
幕間に休憩もあるので、
ゆったりと過ごせるんですよ。
歌舞伎の公演時間ってどのくらい?
出典:http://www.kabuki-za.co.jp/miyage/
多くの歌舞伎公演は昼・夜の2部制で
公演されます。
その場合の公演時間は
1部が4時間〜4時間30分
程度です。
昼の部は11:00に開演すると、
15:30頃に終演。
夜の部は、16時、あるいは16時30分に
開演して、終演は21時前になります。
一般的には
最初に武士が主役に成る時代物
続いて、舞踊
最後に、庶民が主役の世話物
といった3つの演目が組まれています。
1演目がだいたい1時間程度ですので、
休憩時間も合わせると、
全部で4時間程度かかることになります。
途中で休憩は何回あるの?時間は?
演目と演目の間には
必ず休憩時間が取られます。
お客様の休憩の時間でもありますが、
舞台上では、次の演目のために
大道具の準備が行われる時間です。
だいたい、最初の休憩時間は30分程度。
みなさん、この時間を使って
食堂で食事をとったり、
ロビーや座席でお弁当を食べる方が
多いですね。
休憩時間は、劇場の外に出ても大丈夫。
戻る時に再度、劇場入口でチケットを
係の人に見せれば再入場もできます。
コンビニでちょっとお菓子を調達なんて
こともできますね。
2回目、3回目の休憩は、10分〜20分です。
劇場のお手洗いは、
数は十分にあるのですが、
休憩時間に人が集中するので、
どうしても、長い行列ができてしまいます。
時間に余裕を持って、お手洗いには
行きましょう。
公演中に席を立つのはマナー違反?
舞台の上演中に席を外すということは
他のお客様の前を横切って歩くということ
になります。
急に体調が悪くなった
など止むをえない場合を除いては
上演中に席を立つことは控えましょうね。
幕が上がってから、席に着くのも
他のお客様の迷惑になります。
開演時刻には遅刻しないようにしましょう。
もし、用事があって、
途中で劇場を出なければならない場合。
休憩時間の間に出て行きましょうね。
歌舞伎って正直長い・・・しんどくならない楽しみ方とは?
出典:http://hoteiya.blog47.fc2.com/blog-entry-608.html
「4時間かかるのか・・しんどいな」
と思う方も多いと思います。
そういうかたは、歌舞伎座の幕見席を
活用してみてください。
文字通り、一幕分のチケットで
休憩時間に入れ替わりになります。
つまり、1時間ほどお芝居を観て
席を立つことになります。
初心者の方など、まずは
幕見席にお出かけになるのは
いかがでしょう。
もう既に、いいチケットが手元にあるけど、
最後まで見るのは辛い・・という方。
休憩時に席を立って帰っても
良いんですよ。
そんな時、歌舞伎座なら、外に次の演目を
幕見で観ようという方が並んでいるので
一言声をかけてみてください。
いい席のチケットを譲られたら
喜んでもらえると思いますよ。
まとめ
- 歌舞伎の公演時間は、休憩を含めて4時間程度。
1時間程度の演目が3本上演されるのが一般的です。
- 幕間には必ず休憩があります。
1回は30分程度の長い休憩なので、
食事もゆっくり頂くことができます。
- 休憩時間に劇場の外に出ても、
チケットがあれば、再入場ができます。
- 途中で席を立つのは、マナー違反。
途中で帰らなければならない場合など
休憩時間の間に席を離れましょう。
- 4時間の観劇は辛いと思う方は
幕見席がオススメです。
4時間は長いな〜と思う方も多いと思うのですが、
劇が面白くて、気持ちが入り込んでしまうと
時間が経つのはあっという間。
全然、長くは感じないと思いますよ!