プロに着付けてもらった時は
長時間着ていても苦しくないのに、
なんで自分で着るとこんなに苦しいの?
苦しいけれど、ゆるく締めたら
今度は着崩れちゃうし…
もうどうしたらいいの!!!
そんなお悩みでお困りではありませんか?
今回は腰紐にスポットをあてて
着方をご紹介します!
着物の腰紐の結び位置はどこがベスト?
着崩れず、尚且つ楽に着られるコツは
実は腰紐の位置にあるんです!
少し結び位置がずれるだけで痛かったり
苦しかったりしてしまいます。
特に1日中着物を着なくてはならない時や、
着物でお食事をしなければならない!
なんて時は苦しくなっては
楽しめませんよね。
そこで、
苦しくならないような
腰紐の結び方のコツをお教えしちゃいます!
苦しくならない腰紐の結び方のコツとは?
まず位置がポイント!
1本目がかなり重要です。
ここではだいたいおへその位置でしばりましょう。
こちらは少しきついくらいでないと
着崩れてきてしまうので
少しきつめに締めましょう。
また、2本目はアンダーバストの位置で
締めると襟の合わせが崩れる
心配が少なくなります。
この2本目がきつく締めすぎると
苦しくなってきてしまうので
そこまできつくしばる必要はありません。
また普通のモスリン素材などのひも
だとどうしても苦しい!という場合は
ゴムタイプになっている紐も
ありますので
そちらを使ってみるのも良いと思います。
また、紐を結ぶ際には
片蝶結びで締めるのがコツ!
着た時に結び目が
モコッとなることもなく
スッキリと着れると思います!
腰紐の本数が足りない時に代用できるものは?
出先などで「あ、一本ひも忘れた!」
なんてことありませんか?
私はよくあります(笑)
そんな時に本数が足りなくても
代用できちゃう方法があります。
着物の場合、長襦袢も着るので
普通ですと合計3本は
必ず必要になってきます。
ですが足りない場合は、
減らしてもOK。
伊達締め(帯の下に締めるもの)
があるのでしたら、
着物の2本目に使用する紐は
まず伊達締めで代用可能です!
それもない場合
最後の一本はなくても、
帯を締めてしまえば
気にならなくなりますので
抜いても大丈夫です!!
もしも梱包用のひもなどがあるようでしたら
仮留めとして、
2本目の紐に代用して帯を締めてから
そのひもを後で取るという方法だと
ひもが足りなくても
綺麗に着れますよ!!
試してみてくださいね!
腰紐のたたみ方!綺麗な五角形にする方法とは?
くしゃくしゃっと丸めてしまうと
どうしても紐がよれよれになってしまい
着物も着にくくなってしまいます!
ですので、この五角形にして
たたむのが一番良いかと思います。
でも五角形にたたむなんて
難しいんじゃないの??
そんなことありません!
覚えちゃえば誰でも簡単に
できるんですよ!
1)まず、ひもを半分に折ります。
2)ひもの先のほうを
自分の手にくるっとまわして
五角形を作ります。
3)そこから三角の頂点を目掛けて
パタパタと折っていきます。
4)巻き終わったら、余ったところを
間に入れて
5)完成!
この説明じゃあよくわからない!
という方は、
わかりやすく説明している
動画を見つけましたので
こちらを是非ご覧くださいね。
紐の結び方1つで
着物の着方がググッと上手に!
位置や結び方、
そしてたたみ方もマスターして
着物美人を目指しましょう!