着物美人になる条件とは?体型や顔立ち、仕草まで徹底検証!

洋装が日本の生活に取り入れられたのは
明治時代になってから。

女性が普段着る服が洋服に変わったのは
太平洋戦争以降です。

それまでは、着物が一般的。

着物が似合う美人とは、
どんな条件だったのでしょうか。

江戸時代に盛んに描かれた浮世絵
明治時代の美人画、
そんなところにヒントがありそうですね。

 

着物美人の条件とは?部分ごとに徹底検証!

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出典:http://toyotane.web.fc2.com/bijinnga2.htm

着物美人の条件とは、
どんなものでしょうか?
ポイントごとに探ってみましょう。

体型

「ボン・キュ・ボン」と言われる
グラマラスな体型が 似合うのは、
ウェストのくびれを強調する洋服なればこそ。

筒のように身体を包みこむ着物では
グラマラスな体型だと、
美しく着付けられません。

なで型でほっそり。
柳腰が好まれます。

顔立ち

浮世絵に出てくる美人は、
細面の顔立ちに ほっそりとした目、
おちょぼ口で描かれていますね。

上村松園などが描く明治の美人画も、
目は少し大きくなっても
一重のスッキリした形。
唇は小さく描かれています。

今時の、目がパッチリ、
まつげがクルリンとした
顔立ちは、どうも着物には合わないようです。

着物の際は、スッキリした目に
小さな口元を 意識したメイクにしましょう。

ヘアスタイル

着物を美しく着こなすなら、
襟元をスッキリ見せること。
髪の毛はキッチリまとめて
アップにしましょう。

フワフワと後れ毛を出すスタイルが流行ですが、
着物の場合は、しっかりまとめた方が
美しく見えます。

 

 仕草や振る舞い

現代の美人は、スカートやパンツに
ハイヒールを合わせて
カツカツと少し大股に歩きますね。

着物の場合は、裾が開きませんから、
大股で歩くのは禁物。
階段など、どうしても歩幅を広げる場合は
手で裾を少し抑えて
持ち上げるという仕草が 美しく見えます。

袂の扱いも同じ。
腕を伸ばしてものをとる場合など、
反対の手で袂を抑えて、
腕がニュっと出ないように配慮するのが
着物の時の美しい仕草です。

 

雰囲気

着物美人の雰囲気といっても
一つのパターンに収まるものではないですね。

そんなとき、参考になるのが歌舞伎の女形。
武家の妻、花魁、お姫様・・などなど、
様々な役柄がありますが、
それぞれの役柄の雰囲気にあった美しさ
表現されています。

自分の理想のタイプを見つけて、
雰囲気作りの参考にしてみましょう。

 

美人に見える着付け方とは?ポイントは後ろ姿!

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出典:http://plaza.rakuten.co.jp/rvt55/

 

着物姿の美人の代表といえば、
菱川師宣の「見返り美人図」。

少し膝を屈して、後ろを振り返る姿は
優美な美しさが現れていますね。

後ろ姿が美しく見えるポイントは、
えりの抜き方と襟足の美しさ
帯の美しさと結び方
です。

襟足を緩めすぎず、つまりすぎない程度に抜き、
背中に無駄なしわを寄せず、
帯も綺麗に結ぶ。

髪の毛もキレイにアップすれば、
後ろ姿は完璧ですね!

 

昔の日本では美人の条件は違ったの?

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出典:http://blog.goo.ne.jp/mugashizenntai

美人の条件は時代によって変わって来ます。

平安時代までは、
しもぶくれ
細い目
おちょぼ口
が美人の条件。

源氏物語に描かれるお姫様は
みなさん、こんな感じですね。

鎌倉時代に入り、武家の時代が到来すると
女性も活動的なタイプ
好まれるようになりました。

木曽義仲とともに戦場で戦う巴御前
義経の愛妾であった白拍子の静御前
など、ただのお姫様ではない
活動的な女性に注目が集まります。

その頃の美人の顔立ちは、
能面に刻まれています。
細い目に、長い髪は変わりませんが
少し受け口で
顔立ちもほっそりして来ます。

江戸時代には、浮世絵に様々な美人
描かれました。
細い目におちょぼ口は共通です。
顔立ちは、瓜実の細面が好まれたようです。

明治以降、西洋人に接する機会が増え、
美人の条件が大きく変わります。

目がパッチリしてはっきりした顔立ち
好まれるようになってくるのです。

そうはいっても、美人と思うかどうかは、人の好み。
時代ごとに美人の条件は変わっても、
それぞれの女性には、
それぞれ違う美しさがあるとは思いませんか。

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