総絞りの着物をお下がりで戴いた!
でもこれってどんな時に着れるもの?
お値段は高いと聞いたことがあるけど
フォーマルで着用できるものなの?
今回は総絞りのお着物について
詳しく解説致します!
総絞りの着物の格とは?
そもそも、
総絞りというのは
全体的に刺繍などをふんだんに
使った、ものすごく職人さんの
手の込んでいるものです。
ですので、それ相応の
かなり高価な着物です。
ですが!!
豪華さ、値段というのは
格には一切関係ないんです!
基本的には、
染め方や柄のつけ方と
紋の有無、数によって
着物の格というのは決まって
来ています。
ですので、
全体的に柄のあるものは、
例え高価な総絞りだとしても
「小紋」。
つまりはカジュアルな格と
いうことになります。
もしもこれが振袖仕様になって
いるのでしたら、
未婚の若い女性ならば
フォーマルでもちろん
使用して大丈夫な格となります。
総絞りの着物の着用がふさわしいシーンとは?
では、どんな時に
総絞りの着物を着れば良いのでしょう。
成人式、七五三
まずは成人式や七五三です。
こちらは振袖であった場合にのみ
ということになりますが
総絞りの振袖ならば
まさに豪華絢爛!!!!
例え中古やお下がりだった
としてもキレイに保存してあった
ものならば全然問題ないでしょう。
絞り柄は本当に1つ1つ
職人さんの技が光っている一品。
是非とも成人式や七五三には
着てほしい着物だと思います。
他にも振袖の場合のみ、
結婚式への列席なども可能ですが
振袖ではない総絞りですと
カジュアルなものになりますので
結婚式などフォーマルな場所には
避けたほうが良いでしょう。
総絞りの値段は高い?価格相場とは!
高いです!!!
ですが刺繍の施し方、柄の大きさ
そして職人さんの熟練度や
地位などによっても
値段は変わってきます。
きちんとしたものですと、
ざっと100万円前後でしょう。
もちろん、これより安い
数十万円のものから
中には数千万という代物まで
様々なものがあります。
兎にも角にも、
普通の他の着物よりは
かなり高価なものということは
間違いないでしょう。
総絞りのお着物って
本当に素敵なものが多いです!
例えそれが古いものだったと
しても、本当に良いものは
世代を超えて着ることができます。
ぜひご自分の総絞りのお着物、
大切に着ていってくださいね!