食籠の読み方とは?その歴史を紐解く!

 

今回も読み方の問題からです。

茶道具のひとつなのですが、「食籠」はなんと読むでしょう?

答えは「じきろう」です。

 

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ちなみに「じきろう」と入力して漢字変換を試みても、

まず選択肢に入ってきません。

 

ですから音だけ知っていても、さすがのインターネット検索であっても、

この漢字にいきつけないですよ。今の世の中にあって、すごいことです。

 ちなみに漢字がわかる場合は、インターネットの検索で読み方を調べられますよ。

 

  

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食籠(じきろう)について解説します

茶道での食籠は、

主菓子を客の数だけ盛り込んで出すための、蓋付きの器です。

食篭や喰籠と書く事もあります。

 

もともとは漆器製の食べ物を納める用途のものが、

利休時代をすぎる頃より、

料理を盛るとともに菓子を盛る器として使われるようになりました。

 

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食籠には通常黒文字(くろもじ->お菓子をとるための取り箸)を一膳添えて客に出されます。

多くの場合で食籠は、円形または角形をしています。重ね式のものもあります。

 

白い陶磁器製の食籠は風炉の時期に使用し、漆器の食籠は炉の時期に使用します。

食籠の本来の意味は、元来食物をいれる蓋付きの身の深い容器のことをいい、

書院の棚飾りに用いられましたが、茶人に好まれたことにより、

茶席で主菓子を盛り込む菓子器として用いられるようになりました。

素材も最初は漆器でしたが、陶磁器もよく用いられます。

 

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追記ですが、表千家の正式な茶事の場合には、縁高(ふちだか)の5つ重ねの器に、

客一人に一つの器を用い、主菓子を器の真ん中に盛るようですね。

 

では茶道においての食籠の扱いについてお話しましょう。

表千家の場合です。


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 亭主が食籠に主菓子を盛るとき

主菓子は重ねないようにします。

客が取りにくくなるので、びっしりと並べることはしません。

まずは食籠の中央に一つ置き、

その周囲にバランスよく置くなど、客が取りやすいよう工夫します

 

前後左右対称におかず、

すこし崩して置くのがよいようです(筆者にはうまくできません

主菓子を盛り終わったら、

食籠の蓋をし、蓋の上に先を水で濡らした黒文字を、

手かがりを出して乗せます。

 

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客が主菓子をいただくとき

正客は自分の前に食籠がおかれたら、

亭主(半東)に一礼し、

その後自分と次客の間に食籠を動かし「お先に」の挨拶をします。

 

その後食籠を自分の前に戻し、黒文字を自分の懐紙に預け、

蓋をとって膝上に低く掲げ、蓋の裏表を拝見し、次客に両手でまわします。

 

その後主菓子を手前から取り、取り終わったら、黒文字をつけて、

食籠を自分と次客の間におきます。

 

次客は両手で蓋を受け取り、同様に蓋の裏表を拝見し次の客にまわし、

食籠本体が正客と自分との間におかれたら、次の客に「お先に」の礼をし、

低い位置で食籠を掲げ「いただいて」から自分の前に置き、

軽く一礼をしてから、懐紙に自分の分の主菓子を取ります。

 

取り終わったら、自分と次の客の間に食籠を移動させます。

次客以下の客は、同じ所作をしていきます。

 

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お詰めは蓋を裏を見えるよう畳のへり外に置き、

預かり、最後に食籠がお詰めに回ってきたら、

お菓子を懐紙に取ったら食籠の蓋をして、

食籠を右に回し、正面を亭主の方に向け、自分の前に置きます。

 

余談ですが、

興味本位からインターネットの翻訳ツールで食籠の英訳を調べてみたところ、

3つヒットしました。

A luncheon basketとCovered food box,  Food basket。

直訳したら、昼食用バスケット、

(蓋付きの)食物保管箱ですかね。

なんだかフライドチキンやハンバーガーが入っていそうですね。

 

他の茶道具についての英訳も?

というものは多いですが、どうでしょうね、

外国人の方が英訳を見て全く違うものを想像する気がします。

いっそのこと茶道具は全部ローマ字表記に統一したらどうでしょうね。

もしかしたらSumo(相撲)やSake(日本酒)の様に、

たとえばJikiroが固有名詞として認知されるかもしれません。


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