友人の日本舞踊の発表会に出かけた時のこと
子供たちも出演していたのですが、
着物姿で踊る姿が愛らしく
大きな拍手をもらっていました。
「自分が憧れていたけど、
できなかったから・・」
という理由で
日本舞踊を子供に習わせたい
と思うお母さんは多いはず。
でも、自分に日本舞踊の経験がないと
尻込みしてしまいますよね。
子供の習い事としての日本舞踊について
調べてみました。
日本舞踊は踊りだけじゃない!お稽古は色々と沢山学べます!
日本舞踊のお稽古は
もちろん、美しい所作を
身につけることが一番の目的ですが
学べることはそれだけではありません。
まずは、礼儀作法。
日本舞踊に限らず、
日本の伝統芸能のお稽古は
礼に始まり礼に終わります。
お稽古始まる時、終わる時の挨拶の仕方を
きっちりと教えてもらえます。
椅子の生活で、畳の部屋がない家が増え、
畳の上での振る舞い方がわからない子供も
増えています。
正座して挨拶すること。
襖や障子の開け閉めなど学べる
貴重な機会ですよ。
そして、日本舞踊では、浴衣を着てのお稽古が
一般的。
浴衣の着方、畳み方、浴衣姿の歩き方や
袂の扱いなど・・
普段の生活では学べない和服の扱いを
身につけることができますね。
また、日本舞踊の所作を学ぶことで
自然と背筋が伸び姿勢がよくなります。
さらに、学校とは違うお友達もできますし、
子供の人間関係が広がるよい機会ですね。
親御さん必見!着付けができなくたって大丈夫?!
出典:http://maaru-ct.jp/staffblog
子供向けの日本舞踊教室では、
浴衣の着方からお稽古が始まりますので
親が着付けができなくても大丈夫です。
ただ、お母さんが家で、浴衣をたためない
着せてあげられない・・というのも
困りますね。
お母さんもこの機会に浴衣の着付けくらいは
覚えておきたいところです。
お稽古に行かせる時に
気をつけなければならないのは髪型です。
着物の襟に髪がかからないことが大切です。
また、髪がバサバサと
顔にかかるのも美しくないですね。
髪の長い女の子だったら、
お団子ヘアやポニーテールなど
襟足が出るようにまとめてから
髪の短い女の子でも、
前髪をピンで留めてから
教室に出かけましょう。
普段のお稽古から舞台まで!親のサポートはどれだけ必要?
普段のお稽古では、親が出る幕は
ほとんどありません。
先生にしっかりお任せするのが大事。
普段のお稽古で準備するものも
子供用の浴衣、扇、日本手ぬぐいと
高価なものを準備する必要はありませんし
教室によっては貸してもらえます。
親の出番が求められるのは、発表会です。
これが、クセもの。
というのも、先生によって発表会の方針が
大きく異なり、それによって負担する費用なども
大きく変わってくるからです。
なるべく費用がかからないように・・
という心遣いで
浴衣での発表会や
衣装でもできるだけ、今あるものを活用しようという
先生もいらっしゃいます。
一方、発表会は是非、豪華に!
ということで、大きな会場を借りて
鬘と衣装をしっかりレンタルして
お囃子もつけて・・
という教室もあります。
当然のことながら、
豪華に発表会を開催するのであれば
生徒が負担する費用も
大きく増えます。
因みに、大人の方が発表会に出た場合、
会場代などの他に、
自分が着る衣裳代、お囃子の方へのお礼
招いたお客様へのご祝儀など
100万円以上かかることもあるとか・・・。
教室に入る時に、
発表会はどのように行うかは
確認した方が間違いないでしょう。
後で、発表会のお話と負担費用を聞いて
びっくり!とならないように注意しましょうね。