最近、お寺や神社を巡ることが流行っていますね。
御朱印集めや、パワースポット等の影響でしょうか。
本来はブームになるようなことではないような気もしますが・・・。
テレビでお寺や神社が特集が放送されたり、
大手の旅行会社などでもお寺や神社を見学するツアーなどが
売り出されています。
お寺や神社にそれぞれの御朱印をいただいたりするのは、
何かを集めたりすることが好きな方にピッタリはまったのかもしれません。
特に御朱印に興味のない方でも、
それぞれのお寺や神社ごとに違う素敵な御朱印帳を見たら
はまってしまうかもしれませんね。
お寺や神社の魅力はそれだけではありません。
歴史のある建築物や清々しい風景などを見学したり・・・
何かを祈願したりするのもお寺や神社です。
私も、七五三や厄払い、結婚式など
節目節目にお世話になってきました。
歳をとるごとに歴史のある古いお寺を見学するのが楽しくなりました。
中学生の頃に見学したお寺にあらためて行ってみるのも楽しいものです。
多くの日本人にとって、心のよりどころとなるのが神社やお寺ですよね。
しかし、なんでも流行するとやはりマナーが気になってきますよね。
お寺や神社は神聖なものです。
ブームだからといって人が一度に大勢詰めかけるようなことがあれば
迷惑にもなりかねません。
お寺見学のマナーについて考えてみましょう!
お寺を見学するときのマナーは?
お寺を見学するときのマナーは決して特別なことではありません。
常識の範囲で十分なことばかりです。
誰かお宅に伺った時のように、相手に失礼にならないように振る舞うのと同じです。
まず、本堂に入ったら御本尊様にお参りをしましょう。
ここは重要なことです。
本堂は参拝する場所です。
見学をする前にまずお参りです。
そして、大きな声で話さないこと、帽子やサングラスを外すこと、
携帯電話の音が出ないようにしておくこと。
簡単なことのようですがつい忘れてしまいがちです。
気を付けましょうね。
多くのお寺では本堂は撮影禁止になっています。
カメラのフラッシュによって仏像などが傷んでしまうからです。
カメラを持っていく場合には気を付けましょう。
大きなお寺では見学順路が決まっています。
見学者は順路を示す矢印⇒をもとに進んでいきます。
混雑の原因になるので逆送はしないようにしてください。
また、順路以外の部屋には入らないようにしてください。
祈祷を受ける時のマナーとは?
厄年にはお寺や神社で祈祷を受ける方が多くいます。
他にも人生の節目には祈祷を受けることがありますよね。
この祈祷の風習は古くは平安時代から続いているとも言われています。
祈祷にもマナーがあります。
祈祷に入る前には簡単な説明があります。
普段の生活で祈祷に慣れている方はあまりいませんよね。
この説明は良く聞いておいてください。
また、ここでも大きな声で話さないこと、
携帯電話の音を出さないことは言うまでもありません。
そして、普段着よりもかしこまった格好で祈祷に望まれるのがいいと思います。
男性ならスーツ、女性ならワンピースを着用するなどしてください。
お寺見学の楽しみ!
お寺見学のマナーについて考えてきましたが、
お寺見学には楽しみもあります。
御朱印を集めるのが好きな方はそれもいいでしょうし、
私は仏像が好きなので仏像との出会いも楽しみのひとつです。
また、お寺に見学に行くと僧侶の方にお話を聞けることがあります。
僧侶の方がお手すきのようでしたら質問をしてみましょう。
お寺の歴史や仏教のことなど、普段はなかなか聞くことができない
ありがたいお話が聞けるチャンスかもしれません。
こんな触れ合いもお寺に見学に行ったからこそできる楽しみのひとつですよね。
マナーを守ってお寺見学を楽しみたいですね。
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