さぁ~て。これから、着物でお出かけ。
でもねぇ・・・お空の様子はと言うと
どんよりしている感じに。
ちょっとの雨だったら、
着物を着ても大丈夫なんだけどねぇ・・・と、
つぶやきながら出かける寸前まで空模様を眺めながら
雨が降るかもと思うと諦めていませんか。
でも、雨が降っても大丈夫!!
初めての方も、着なれない方も
雨で諦めていた着物でのお出かけも
その一工夫で安心して楽しく出かけれますので教えますね。
参考にして下さいね。
着物が雨の時に濡れた!お手入れにはどんな方法がある?
雨の日に出かけるのは、
着物でも洋服でも汚れるのは当たり前。
何とか着物を汚さないで出かけたい
でも、どんなに気を付けても、汚れる物は汚れます。
開き直って着物を着て楽しもうと思っても
汚れがあると、やはり気になりますよね。
そこで、その場で出来るお手入れ方法がありますよ。
それは、着物が濡れてしまった時は、
まめにハンカチや手ぬぐいなどで
軽く優しく押さえてください。
その時にグイグイと強くこすってはダメ!!
着物の生地が傷み毛羽たちが目立ちます
また、裾に泥が付いた場合は、
【乾いてから】です。
濡れている状態で手入れをすると
汚れが余計に広がりますよ。
プロの手によるクリーニングはどんな工程?
着物の汚れは早めの処置がポイントです。
なので着物クリーニングには、熟練の職人さん居るので、
安心して着物を出す事が出来ますね。
では、プロが行うクリーニングの方法と工程を見て見ましょう。
・汚れ染みの確認
何時汚れたのか、食べ物のシミなのか汗、
雨などの汚れなのかをまずは確認
・丸洗い
または、京洗い、生洗いと呼ばれてますが、
基本は同じドライクリーニングで洗います。
雨で濡れた場合は、そのまま水洗いは出来ません。
着物が縮んでしまう恐れがあるので、
汚れ具合を見てから
染み抜きか丸洗いのどちらかになります。
・自然乾燥
綺麗に洗い終わったら、低温の温度で一昼夜自然乾燥します。
それは、必要以上加熱すれば、着物が傷んでしまいまうので、
防ぐためには必要以上に熱与えません。
・最後は仕上げ
着物が乾いたら、アイロンかけをしますが、
直接、着物にあてないように気を付けてアイロンかけをします。
直接着物に当てると傷んでしまうので、
2~3センチ浮かせて、蒸気の熱でカタチを整えると
着物本来の風合いが出てくるんですね。
・着物パール加工
パール加工するだけで、水は弾いてくれます。
着物専門店かクリーニング屋さんに
頼むとパール加工してくれます。
知っておきたい雨の日対策!
雨が降って洋服に変えたり、洗える着物を用意するのが大変。
そこに、コーディネートまで考えて用意したに拘わらず変更に
ちょっとがっかり・・・
なーんて、そんな思いをしないようにするは
雨の日でも、安心して出かけるように対策をして見ましょう。
雨対策として
・雨コート・腰ひも一本&クリップ一個
・手ぬぐい2本&大き目の風呂敷
・雨草履・替えの足袋
以上を最低限、用意する事をすすめます。
特に
行きは晴れても帰りは雨にってありますね。
そんな時に手ぬぐいと風呂敷があれば、
着物や帯に直接雨にかかる事が防げます。
また、
汚れた草履など包んで持ち帰りも出来るので
あると重宝しますよ。
雨コートや大き目の傘などの雨具を使う
雨が降って着物を守ってくれるのが、
雨コートです。
使い方は、
腰ひもやクリップを使い、着物の裾をたくし上げます。
それは、着物の裾を汚さないため
とはいえ、ちょっとびっくりしますね。
でも、雨コートで隠れるので大丈夫です!!
雨コートは丈が長い一部式のワンピースタイプと
上下別セパレートの二部式とあります。
一部式ですと、
上から羽織ってしまうので簡単に着れますが、
sizeは着物よりも若干大きいsizeがいいですね。
セパレートタイプの二部式は、
着脱に時間がかかりますが、
sizeも豊富なので、その場で購入が出来ます。
ただ、使う用途や好みによって一概にこれが良いと言えませんが、
雨で着物を守る意味で、あると便利ですよ。
履物は雨草履か下駄で足元対策
雨の日のお出かけに、草履に悩んでいませんか?
そこで、雨の状態によって、
雨草履か草履カバーがあるんですね。
雨草履は、一日雨が降っている時に向いてますね。
カバーの部分が透明になっているので、
見た目雨草履には見えないのが嬉しいですね。
逆に午前中もしくは、午後雨が降っている時には、
草履カバーをすすめます。
雨草履と違い、その場で取り外しが出来るのがいいですね。
裾の泥はねを最小限に抑えるコツは?
それは・・・
普段以上に歩き方を気を付ける事。
普段から歩幅が大きいのに雨の日でもそのまま歩いたら、
汚れます完全に。
なので、雨の日は大袈裟なと思うけど
小さな歩幅にして内またで歩きましょう。
その時につま先に力を入れるだけでも、
汚れ方が少なくなりますね。
着物必須のこんなシーンで雨予報!どう対策する?
日本ならではの気候がありますね。
それは・・・梅雨の時期とゲリラ豪雨ですね。
そんな時に、
結婚式や成人式、七五三など行事や参列する時
に備えて置くだけでも心持ちが違いますね。
そこで、雨に備えての準備するものや必要な手続きなど
対策があるので教えますね。
結婚式にゲストとして参列
結婚式に着物で参列する時に雨で台無しになる
ちょっと、ショックですよね。
どんなに細心に注意しても
汚れが付いてしまいますものね。
そこで、
結婚式にゲスト用の着替え室、メイクルーム
があるのか事前に確認する事!!
ここ重要ですよ!
もしも着替え室やメイクルームが無い場合は、
傘はもちろんですが、着物に防水スプレーや雨コートを
使い雨をガードしましょう。
成人式や卒業式など日程が固定されている式典
成人式と言えば、雨か雪
そんな状態で、歩くと汚れますよね。
普段から着なれない着物で歩くのは物凄く大変です。
少し早めに家に出てタクシーや電車での移動か、
また、お家の方に車を出してもらうのも1つの案です。
ただし、ここで注意!!
着物の袖は長いので、
車でもタクシーでも挟んでしまう恐れ。
後ろに背もたれにもたれてしまうと
帯結びが崩れてしまうので、
注意して下さいね。
七五三やお宮参りなど外での行事
週間天気予報を見ても子供の七五三の当日
雨なりそうかも・・・
非常事態発生としか言えませんよね。
着物はレンタルしているし、両家の親御さんも呼んでる。
雨で、着物が汚れたら大変!!
そこで、雨が降った場合、
以下の行動パターンになるかと思います。
・当日、雨が降っても実行
・着物をあきらめて、洋服でお参り
・記念写真だけ先に着物でとって、後日改めてお参り
・当日、全てキャンセルまたは延期
になりますね。
着付けや、写真など予約している場合、
お店に聞いて変更が出来るか確認しましょう。
[ad#res-3]
コメント