着物1枚に帯3本というように、
着物と帯のコーディネートで
華やかな雰囲気になったり、
落ち着いた雰囲気になったりと変化します。
着お湯シーンにあわせて、着物と帯のコーディネートを
楽しみたいですね!
訪問着のコーディネート画像!シーン別でポイントを解説
パーティや式典などで身に着けることが多い訪問着。
シーン別でコーディネートが異なってきますよ。
結婚式にお呼ばれする場合
どんな立場で結婚式に呼ばれるかで、コーディネートは
違ってきますね。
●友人の結婚式に招かれた場合
華やかな色合いの訪問着には、
帯も明るい色のものを合わせれば
結婚式に華を添えますね。
ただし、主役は白無垢の花嫁。
白地の着物は避けなければいけません。
●後輩の結婚式
先輩としての落ち着きと、ある程度の華やかさを
コーディネートで表したいですね。
着物は落ち着いた色にして、
その分、帯は少し華やいだ
ものにしてはいかがでしょうか?
●親戚の結婚式
親戚は招かれる立場ではありますが、
適宜、お客様のおもてなし側に
まわらなければなりません。
落ち着いた色合いの色無地など、
あまり出しゃばらない
コーディネートがお勧めですね。
訪問着でも、模様が控えめなものがよいでしょう。
卒業式や入学式など式典の場合
卒業式や入学式は、母親としても晴れの舞台。
ぜひ、訪問着で出かけたいですね。
とはいえ、子供たちが主役。
派手なコーディネートは避けましょう。
入学式は、初めて、同級生のお母さまたちとも
顔を合わせる場でもあります.
好印象を与えることが大切。
一方、卒業式は、親しくなったお母さまたちとも
お別れの場となります。
少し格調高い雰囲気を出して、濃い色の着物もよいですね。
七五三やお宮参りの親の場合
親族も集まる場ですから、
まわりとの調和を考えて、
抑えめの色・柄の着物と帯の組み合わせがお勧め。
七五三で、女の子は鮮やかな色あいで、
可愛い模様のついた着物を身に着けますね。
派手な柄や色が子供の着物とかち合わないように、
おとなしい色合い、柄の着物がお勧めですね。
お宮参りは、赤ちゃんの祖母にあたる
自分の母親や義母さまと出かけますね。
おばあちゃまよりも、落ち着いた色合いの着物では
バランスが崩れます。
パステル調の着物はいかがでしょうか?
小紋や付け下げなど他の種類の着物と訪問着の違いとは?
訪問着と小紋、付け下げとは、何が違うのでしょうか?
一言でいえば、作る手間が違います。
訪問着が一番、仕立てまでに手間がかります。
一度、仮縫いで仕立てた上で、絵付けを行、
その後、一度ほどいてから、
正式に仕立て上げるのです。
仮縫いしてから絵付けをするので、
袖と身ごろ、あるいは後ろ身ごろの左右など
縫い目を気にせずに絵付けすることができます。
着物自体を1枚のキャンパスに見立てて、
大胆な絵が描けるのです。
付け下げは、染める際に、
袖模様、裾模様の位置を合わせて
絵付けを行います。
訪問着のように、
縫い目を渡った大胆な絵付けはできませんが、
袖・裾には、そこにふさわしい模様が
現れます。
一方、小紋は、布地全体を同じ模様で染め上げたものを
仕立てています。
絵付け、仕立てに手がかかる、訪問着が一番格が上で、
続いて染付です。
いくら華やかに模様が全身に描かれていても、
小紋は格下、普段着の位置づけになります。
小紋と訪問着、シーン別で上手に使い分けて
着こなしましょう。
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