歌舞伎にも当日券があるってホント？値段や購入方法を紹介！

田舎の仲の良い従兄弟たちが、
東京に観光に来る！
せっかくだから、歌舞伎座へ案内してみたい
と思っても
急にチケットって手に入るのかしら？
お値段も高いのだろうか・・？
など疑問は尽きませんよね。

歌舞伎座なら、当日に並んで購入できて、
しかもお値段はリーズナブルな
チケットがあるのですよ。

今日フラッと行きたい！歌舞伎に当日券はある？

地方から友人が東京へ遊びに来た時、
「歌舞伎へ行ってみようか」と
突然思いつくことがあります。

そんな時、まずは、
歌舞伎座へ出かけてみてください。

歌舞伎座には、一幕見席と言う席が
4階に設けられています。

一幕見席は、前売りでは販売されておらず、
すべて、当日販売の自由席です。
通常、椅子席約90名、立見約60名、
合わせて約150名分の
チケットが用意されています。

一幕見席は、好きな幕だけを
観劇できるのが特徴です。

一幕見席は、入り口から、
通常の席と異なります。

専用のエレベーターで４階のロビーに直行し、
各幕の開演20分前より、
チケットを購入した順番で
幕見席に入場できます。

そして、その幕が終わると退席します。

次の幕を続けて観劇したい場合は、
幕見チケット販売窓口で
続けて観劇する旨を伝えれば、
次の幕のチケットも合わせて購入できます。

そうすれば、幕間に退場する必要はないので、
便利ですよ。

幕見席は、４階。
椅子席が２列分のスペース。
すぐ前が３階B席の最後列なのですが、
敷居が設けられているため、
そちらに降りることはできません。

椅子席の後ろは立ち見スペースになっていて、
手すりが設置されています。

幕見席は、舞台からはどうしても
遠くなってしまいますので、
オペラグラスは必需品ですよ。

まずは、ホームページで、幕見のチケットの
発売時刻をチェックしましょう。

歌舞伎美人には、毎月の公演の
幕見席の案内が掲載されます。

公演の人気の程度によりますが、
発売前にはすでに行列ができています。

発売時刻より早めに到着して
行列に並びましょう。
ベンチが用意されているので、
チケット発売まで座って待つことができます。

幕見席は、並んでいる人数分しか
販売してもらえません。

遅れてくる友達の分をもう１枚購入とは
いきませんので、
緒に観劇する人とは、待ち合わせてから、
列に並びましょう。

幕見席は、一幕、1,000円から
2,000円程度のお値段設定です。
映画を観る感覚で観劇できますね。

前売り席に残席があれば、
当日券が発売されます。

売り切れと表示されている場合にも、
若干枚数は当日券は販売されるようです。

１等席から３階B席と種類があり、
料金は通常の前売りと同額です。

一幕見席は、一幕ごとに観客が
入れ替わる仕組みなので、
専用の座席が必要ですね。

残念ながら、歌舞伎座以外の劇場では
専用の幕見席は作られていません。

私の、知る限り、大阪の松竹座では、
歌舞伎公演の際には
３階の最後部が幕見席に設定されます。

専用の入り口などがないため、
係員に誘導されてエレベーターで
直接、席まで案内されます。

終演後も、係員の誘導で
外に出ることになります。

気軽に歌舞伎が見られるのが
幕見席の良いところですから、
他の劇場でもどんどん、
導入して欲しいですね！