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能の舞には種類がある?意味や型を紹介します!


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初めてみた能を見たとき、
何やらあまり動かずに
しずしずと舞っているなー
という印象だけが残りました。

日本舞踊や歌舞伎のように、
しゃがんだり 、伸び上がったり、
足を大きく開いて 見得を切るといった
派手な動きが
能の舞にはあまりないからでしょう。

でも、よく耳をすまして囃子の音色を聴き
演者の足の動きに注目すると
拍子が早くなり、
段々と動きがスピーディになり、
そして、また静かになる・・
といった舞のテンポの違いが
わかるようになってきます。

様々な舞の種類がわかってくると、
能の楽しみ方が一歩深まるのです。

能の舞いの種類を覚えて 
じっくり鑑賞してみませんか。

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舞の種類と意味や代表的な演目を紹介!

早速、舞の種類を整理していきましょう。

代表的な演目も紹介しますので、
よくご覧になる方は
「あの舞のことか〜」と
実際の様子を頭に浮かべて
読んでみてください。

中之舞


出典
http://blog.hix05.com/blog/

中之舞が、能の舞の基本とされています。
文字通り、静かな舞と早い舞の中間の舞です。

優雅で美しい歌や舞を見せ場としている
三番目物の能の
優美な女性、公達、狂女などが舞います。

中之舞が有名な演目は「松風」です。

旅の僧が、須磨の浦で、
在原行平から寵愛を受けた海人の姉妹、
松風、村雨の亡霊と出会い、
行平の思い出と彼の死で終わった恋物語を
聴くというお話です。

姉の松風は、行平の形見の狩衣と烏帽子を
身に着けて恋の思い出に浸ります。
すると、恋に焦がれた松風は
狂おしく舞い進みます。

行平の形見を着た松風が
松の立ち木を行平と思い、
次第に感情が高ぶって
「中之舞」へ至るのです。

あくまでも優雅に、けれども、
狂おしい恋心を表すのが
松風の中之舞です。

 

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 序之舞

序の舞は、非常に静かで、品のある舞です。
中之舞 と同様、三番目物の能の優美な女性、
精霊や老人などが舞います。

冒頭に拍子に合わない譜がつくのが特徴で、
この部分を序と呼ぶことから、
「序之舞」の名前が付いています。

序の舞の代表的な演目は「羽衣」です。

天女は「返してくれたら舞いを舞う」と
約束し、漁師に羽衣を返してもらいます。

そして、天女は羽衣を身にまとい、
約束通り美しい舞いを披露します。

その舞の中に、序の舞が含まれます。
トンと足を踏んだ後は
天女らしい優美で静かな舞いを見せます。

そして、段々と天女の舞は
早く激しくなってくるのです。

早舞


出典:http://tokkosan.exblog.jp/

早舞は、男性貴族の霊や、
龍女の舞などに用いられます。

テンポ良く舞いながら、
その上、上品であることが求められる舞いです。

早舞の代表的な演目は
「融」の源融の霊です。

源融は、六条河原の自邸の庭に、
歌枕として名高い塩釜の浦の景色をこしらえ、
毎日、海水を運ばせて
藻塩を焼く風雅を楽しんだという風流人です。

しかし、融が亡き後は、
豪邸は廃墟となり、
美しかった庭も荒れ果てて
雑草だらけという状態になってしまいます。

月の夜に、その庭に来た法師の夢の中に、
融の霊が現れます。

月を眺めに現れた融は、
生前の月見の遊宴を懐かしみ、
優雅に舞うのです。

亡霊でありながら、
貴族らしい上品さを失わず
昔を懐かしんで舞う部分に
早舞が見られます。

 

 楽


出典:http://awaya-noh.com/

楽も舞の一つです。
唐の国にゆかりのある役柄
舞楽に関係する能で舞うことが多い舞です。

足拍子を数多く踏むのが特徴です。

楽で有名な演目は「邯鄲」です。

旅に出た男が、 旅先で
夢がかなうという「邯鄲の枕」を借りて
寝ます。

すると、広大な宮殿で王様に譲位されます。

さらに、時はすぎ
在位五十年の祝宴が催されます。

男は興に乗り、みずから舞い始めます。
これが「楽」の舞です。

時間が目まぐるしく移り変わる様子
眼の前に展開されますが
だんだん舞が途切れ途切れになって来ます。

すると、宿の女主人に、
粟ご飯が炊けたと起こされます。

男は夢を見ていたのでした。

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神楽

神楽は文字通り、
女神、または巫女などが幣を持って舞う
気品高く雅やかな舞のことです。

神楽で代表的な演目は「龍田」です。

旅の僧が龍田川にさしかかると、
一人の女性が現れ、竜田明神に案内し、
冬でも紅葉している神木などを見せます。

そして、実は自分は龍田明神だと言って
社殿に消えると
再び神の姿で現れ、神楽を舞うのです。

神自身が本体をあらわして神楽を舞うという
崇高な作品です。

 

 その他


出典:http://manjiro-nohgaku.com/

乱拍子は、「道成寺」で、
白拍子が特殊な足遣いで舞う舞のこと。

静寂を破る掛け声、
そして、「ポン」という小鼓の音。

それに合わせて、白拍子が舞います。

鼓の音に合わせてぐっと腰を落とし
そして足だけをゆっくり動かす・・
緊張感に溢れた舞です。

能には、他にも数々の舞の種類があります。

能楽の入門書などを見て、
研究して見てください。

色々な舞の種類を知れば、
能への興味が広がりますよ!

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