1. TOP
  2. 歌舞伎のあらすじ!河内山の意味を簡単に紹介!

歌舞伎のあらすじ!河内山の意味を簡単に紹介!

歌舞伎 演目
この記事は約 3 分で読めます。 1,463 Views

「河内山」は河竹黙阿弥の作品です。

御数寄屋坊主の河内山宗俊,
その弟分の御家人片岡直次郎
直次郎の馴染みの遊女・三千歳
など6人の悪党を描いた長編が「天衣紛上野初花]
うち、河内山が活躍する場面だけを取り上げたのが
「河内山」です。

Sponsored Links

この記事に書いてること♪

あらすじ

質屋上州屋の店先に御数寄屋坊主ながら悪党と知られている
河内山宗俊がやってきます。

ただの木刀を質に入れて50両を借りたいという無理強いを
番頭が断っているところへ、この家の後家が現れました。
一人娘のお藤を松江出雲守の屋敷へ奉公に上げたところ、
お藤は松江候の妾にと命じられ、
それを断ったために 部屋に閉じこめていると嘆きます。

これを聞いた河内山は、
二百両を払うなら娘を取り返してあげようと
持ちかけ、まず百両を手付金として受け取り、
お藤を取り戻すことを請け負いました。

松江侯の屋敷では、
妾にならないお藤を手討ちにしようとする松江侯を
家臣たちが止めています。
随分、わがままなお殿様のようです。

yushima027

そこへ、上野輪王寺宮から使いの僧がやってきます。
実は、この僧は、河内山が変装した姿なのです。
お藤を親元へ帰すよう説得するも渋る松江候に対して、
「このことを老中に伝えるがいいのか」
と 脅して、承知させるのでした。

さらに、老中にもれたら一大事とばかり、
丁重に接待する家臣に対し
河内山は
「山吹色のお茶を一杯もらいたい」
と暗に金まで請求する始末です。

家臣らに見送られ帰ろうとする河内山のもとに、
北村大膳が駆けつけ、左の頬にあるほくろを証拠に、
河内山の正体を見破ります。

河内山は開き直り、正体をあらわにしますが、
家老は、殿様のわがままぶりを告げ口され、
松江家の名に傷が付いてはいけないと、
河内山をあくまでも宮の使いとして送り出します。

河内山は、大膳たちを
「馬鹿め!」
と罵り、
悠々と立ち去るのでした。

e556ac4c1043c07abd9ea46fad298b48

 

見どころ

お金目当ての悪党の河内山なのですが、
わがままなお殿様を知恵と口先でやり込めるところは、
見ている私たちもスッキリした気分にさせる演目です。

特に、最後の「バカめ〜」の一言を聞くと、
普段言えない一言を言ってもらえたようで(笑)
いい気持ちになりますね。
河内山は、今も様々な役者が演じています。

「バカめ」を吐き捨てるようにいう方、
「ば〜か〜め〜」と歌うようにいう方、
それは、演者によって様々。
どんな演じ方かを観るのも楽しみです。

Sponsored Links



Sponsored Links

\ SNSでシェアしよう! /

WABI×SABIの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

WABI×SABIの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!
Sponsored Links